『異常』コンプレックス

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comment:: お久しぶりですー。読んで下すってありがとですう。＞> 「ボクがこう感じているからみんなも同じように感じているハズ」ってヤツ。まさに対称性原理。＞これは違うんじゃないですか？＞正常／異常と分けたがるモードが非対称性原理で、正常／異常の境界線を超えてつながっていこうとするモードが対称性原理だと自分は思ってたんですが。ああ、ここはですね。このテレビに出てたヤツラ（作ってるヤツラ含む）が醸し出す「ねえ、あなた（視聴者）も当然おかしいと思うでしょ？」という言外の態度を指して言っているわけです。「異常と言われるのみんなイヤに決まってるじゃない」という思い込み。これは自分が異常と言われるのはイヤだからみんなイヤと思うに違いない、という思考過程だと予測できます。これは、「ｐならばｑ」という命題から「ｑならばｐ」を真なるものとして連想してしまう対称性原理が働いているものと考えられます。たとえば「雨が降ったから地面が濡れている」から導かれる「地面が濡れているから雨が降ったに違いない」という予測。あるいは日本企業にありがちな連帯責任の考え方。ミスを犯した個人と組織全体という要素が対称的に交換されているわけですね。対称性の思考とは、結構そこら辺に転がっているものだと思うのです。もちろん、対称性原理を推し進めたならば、仰るように、正常と異常の関係さえも対称的に思考できるものとなるでしょう。わたしの文章ならば、「人類皆ケガレである」という対称性と、「あなたはわたしじゃない」という非対称性。対称性だけで人間は成り立たないし、非対称性だけでもダメ。ただ両方存在しているだけ。同じ思考でも他人から見れば視点の違いで入れ替わったりもする。そんなものだと思います。中沢氏も、芸術人類学という著作では、非対称性の文化を思考しています。まあこんなダブルスタンダード的な思弁が「コントの上手い芸人性質」をわたしに連想させているのだと思いますが（汗。＞自分も詳しくは知らないんですが、あらすじだけ読んで、不思議だなって思うことがあるんです。そのうち自分とこに書く予定でいますんで、楽しみにしておりますｗ
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