『ナッツ』――専制君主国家を生きる幸福。

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comment:: どーもー。＞あ、一つ質問。映画の主人公自身が「トラウマという原因を家族内問題に固定化することを受け入れた」んでしょうか？　そこはちょっとわかりませんでした。あ、うん、この「家族内問題への固定化」っていうのは、今読んでいる『アンチ・オイディプス』が批判している点であり、それを逆手に利用した言い方なんです。精神分析は、「エディプスコンプレックス」に象徴されるように、なんでもかんでも家族内問題へ固定化することを押しつけるものだ、という批判で、わたしも今この点について考えています。それについて付箋を張りつけるための文章、というか。映画そのもので考えれば、母親と抱き合うシーンと、その後、正当防衛が認められ無罪を勝ち取ったというエンドロールを考えれば、少なくとも母親と抱き合った時と、その後の裁判では、彼女はそれらを「受け入れる」立場にいたのではないでしょうか。だけど、主人公は女性的主体ではあるので、その受け入れが「ひとまず」的な演技なのか、固定的なものかとまで考えるとなんとも言えませんが。ジジェクの『アンチ・オイディプス』批判はこの辺りなのかなー。固定化をどうみるか。瞬間的な固定化か、その後も含めた継続的な固定化か。もちろん「固定化」という言葉そのものに、「その後も固定されている状態が継続している」という意味が含意されているので、とらさんの疑問はもっともです。「家族内問題への固定化」を正しく言うなら、ファルス化、になるのかな。この場合。＞わははｗ　どうかなぁ。後半の文章は、その、なんです。充実モード疲れるので落ち着けわたし、みたいな自分への呪文のようなものです。
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