妥協原則

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comment:: ＞メタルファンに～うーん、その話はむしろユングの「アニマ・アニムス」に絡めて考えた方がわかりやすいし面白そうです。わたしはユングから離れてしまったのでちょっと難しいですが。＞小倉優子結構彼女好きなんですよね。男を手玉に取っている感じが。ファロセントリスムすら感じます。わたしは「カッコイイ」みたいな評価になるのですが、誰も理解してくれません。＞去勢／未去勢厳密には「去勢／未去勢」と「去勢の承認／去勢の否認」は別物です。未去勢については、非言語的な領域のものなので、説明するのがややこしくなり、（一般的に）不快な話になるのでここでは避けます。「去勢の承認／去勢の否認」について、去勢の否認がやけに否定的に語られているのに対し、わたしはこういう喩え話をしたことがあります。去勢を否認する人は、たとえば大航海時代の冒険家である。去勢を承認する人は、たとえば冒険家の功労を利用する商人であり学者である。もちろん、去勢を否認することが全面的に正しい、などと言うつもりはありませんが。そもそもわたし自身が株をやっててこんなブログを書いているわけですし。わたしは去勢の否認推奨派なので、どうしてもそちらを擁護してしまいます。「生きやすい」という言葉について、どういったことを想定されているのかよくわかりませんが、社会においての話ならば、社会に受容され社会を受容することが去勢の承認です。よって、去勢を承認すること自体が、社会において生きやすくなることなのです。一方、町や村での「生きやすさ」に不満を感じて、未知なる外洋に漕ぎ出すのが、冒険家なのです。フェミニズム論の一部に、アナーキズム的なものがあります。そういったものは、まさに女性の「去勢の否認」と言ってもよいでしょうね。未去勢な主体、即ち「器官なき身体」に親近する主体を論拠にし、自論を展開するドゥルーズ＝ガタリなどはこう言っています。フェミニズムの女性たちが、「私たちは去勢なんかされていない」と主張するのは、全く正しいのだ、と。
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