まったくだんねー記事がツイッターで拡散されとるな。
それリンクするなら
こっちをしろうんこども。
あとなんかおもしろいことやってるので
貼っとこ。わたしの感想はいつもの喫茶店コメですまんが
こんなとこ。この書き手自身がインテリ女の7割を占めるファザコンくせーなと。大野左紀子なんかは自認しておったが。
Xくんってのが結局井上の口伝でしかわからないので言及しきれず、井上の心理として解釈するしかないのだが(精神分析とはそういうもの)、問題はセクハラとかじゃなくて「単位取らせるためにレポートの下書きを書いてやった」点だと思うのだなあ。その下書きのまま自分の署名をして出したXくんからすれば、それは逆に井上に対する転移の終了を意図するサインだったのではないかと。井上はそれを自分との同一化と解釈しているが、それはいかがかと思われる。たとえば自閉症のエコラリアなどはその発言者に対する同一化とは言えない。むしろ「心の理論」的な心理的人間関係を切断する意図もありうるだろう。他の例で言えば、ロートレアモンの引用などはその原文筆者と同一化していると言えるだろうか。もっと平たく言えば、風刺漫画などある政治家の発言をそのまま引用したりするが、風刺とは発言者の同一化を目的としていると言えるだろうか。
それは、むしろ同一化とはまったく逆方向の心理ではなかっただろうか。
もし、Xくんが、レポートの下書きを何も訂正せずに期限より早く提出した意図が、そういった風刺的な意味であったりすれば、極論すればXくんの井上ゼミに対するまわりくどい三行半だったとすれば、井上のXくんの心理についての解釈は誤っているとなる。
そう考えた方が、Xくんのその後の行動と合致しないだろうか。
彼は現代思想ではなく法律の道を選んだだけだ。
もしそうであれば、そこを井上が勘違いし、平たく言えば分析家の逆転移を起こしてしまい、ややこしくこじれたのかなあ、と思われる。
井上のタナトスに対する臨床センスが微妙だったんじゃね、ってことか。
こう考えれば、彼女自身が述べている「井上の脳内Xくんの心理」としての
このツイートにも相当する。
そうわかっているなら、なぜ「私をこんな酷い目に遭わせて!」と言えるのだろう。
Xくんも「強引に現代思想を教え込まされている」という被害に遭っている。
なんかこう、井上の文章って、井上ゼミが「現代思想」を教義としたカルト集団みたいな感じになっている気もする。現代思想なんてのもただのそういった思想の一つでしかない。
他大学は知らないけどゼミってこんな「すごい一体感を感じる」ようなものなのかね? うちの大学のゼミなんてもっと個人主義だった気がする。理解できない奴は単位を落とすだけ。
単位一個落とすだけとか普通じゃね? そういった前提で余分に授業取ったりしてるもんなんじゃねえの? 出席しなくてもレポートだけで単位くれる某統計学とか大人気ですた。あすみません留年が普通だった演劇人基準で言ってます。わたしはストレートだったよ!
つか、こんな個人的に講師がファミレスでレポートどうのこうのしてくれるとか普通なん? 少なくとも東大理系では考えられない。まあ飲み会とかで勝手に教授がロボットみたいに延々と話しはじめるとかはあったけどさ。
もしこの「単位取らせるためにレポートの下書きを書いてやった」点が、井上の心理に強く影響しているのなら、単位落としてやればよかった話なんじゃないだろうか。
いくらたとえ仮に子供に完璧を求める父でも単位一つ落とすだけでどうこうは言わないんじゃねえの? もしそうならそりゃその父親が頭おかしいだろう。
単純な恋愛感情だけでこじれているわけではないだろう、少なくとも井上が吐露している彼女自身の心理は。
わたしは「Xくん」や「Xさん」にあったことないのでわからないが、とりあえず井上の文章から井上の超自我の強さはわかった。
あーうん、ある宗教の勧誘者が「こんなに尽くしてあげたのに結局は信仰してくれないなんてひどい」つってるようなもんだな。
会社の営業なんてむしろそれが普通なんだが。仕事が商品として形になる技術屋と違って営業の仕事は八割無駄になる。
井上が民間会社で修行していればこんな心理にならなくて済んだのかもな。
大学講師だと「学生の八割が講義した学説を理解してない」って大問題かもしれないけどなwww あーなんか大野さんも似たような悩み吐露ってたな。学生なんてほんとにやりたい学問以外はちゃんと理解しないまま体のいい答案やレポート書いたりしてるもんなんじゃねえの。
むしろ大学講師なんかよか普通の営業マンの方が「無償の愛たるアガペー」の実践として理にかなってたりすんじゃねえの。
こっちにも書いとくけど、「グロテスク」や「破廉恥」に耐性のないおじょうちゃまはアルトーなんかやんない方がいいと思うんだけどな。
そいつ自身のためにならん。
一応なんか拡散されてる
この記事を他人事で読めば、それこそここでの木村の心理はフロイトの述べる
「関係妄想の意味するところは、彼らがすべての見知らぬ人から、なにか愛情のごときものを期待している」パラノイア症状であり(フロイト自身その心理は健常者にもあるとしている)、それを裏切る「通りすがりにステッキを振りまわしたり、あるいは地面に唾をはいたりする」ってのとつながってるなあ、と。タイトルが。
いやごめんそれだけ。
つかあれだ、ゼミの先生が夜ファミレスで個人的にレポート指導したげるとか他の大学はするもんなんだ。
ちょっと軽いカルチャーショックであった。
大変じゃのう、大学講師というサービス業も。
お前がしがみついている「大学なるもの」や「法的なるもの」に対する「現代思想」(括弧つけておく)の適用が足りないんじゃねえの。
わたしは自分の大学についての論を「学問アナーキズム」などと言ってたりしたが、今回の井上の主張はそれにあてはまらない。
むしろ「現代思想」という教義を広める宗教団体のように思える。それはファルスという原因によって生じる心理作用である。
今回の中央大学側のしたことも、井上の発言も、同様の心理、同士討ちになるのだ、この視点から言えば。
むしろ今回の件など、新宮一成がラカンの「大学のディスクール」を「科学のディスクール」(「科学」の意味はわたしの考える意味と違う)と言い換えた理由がよくわかるのではないか。
日本の大学は非常に「大学のディスクール」より「主人のディスクール」の成分が強い。
本件については、中央大学も井上も「主人のディスクール」をしている。
ゆえに、今回の件については、お互いが潰しあってもらうのがもっともわたしの主張にとっては都合がよい。
せっちゃんもいくつか知らんがいい加減「大学という幻想」「法という幻想」から卒業しろよ。
いや別にフーコー信者とかならそれでもいいんだけどさ。わたしが近寄らなければいいだけで。
精神分析的にはおもしろいテクストではあるが、まあもうちょっと客観(という主観)に頼らず自由連想をしてほしくもあるがネット上だし実名な人だしそこまで要求はしないけどさ。
もし本人はこれで「理」で戦っていると思っているのだとしたら、とんだ勘違いだと思うよー。
社会的、実名的、法的な論法になってない。それは彼女自身「Xくん」に影響を与えたのが自分の「法の外側」の論だと言っているのだから納得するだろうが。
そりゃ殺されるって。それを拡散しようとしているのが間違い。密教は秘密結社は合理的にそういった組織体系だったのである。
精神分析やってるなら当然ご存知だろうが、精神病患者の言い分も結構理屈は通ってるもんだ。それを「非理」とするのは、そう受け取る側、つまり健常者側に(も)「非理」な心理があるのではないか、とわたしは思う。
「正常な精神」とはまったく非合理的で非効率的で非論理的であるものだ。
ああつか「現代思想」という教義の生贄になるつもりなのかな、聖テレジア的なーみたいなー。
そこまで覚悟しているなら「がんばれ」と素で思う。共倒れがもっとも理想的だが片方が殺されるのもベターなシナリオである。わたしの立場から言えば。
つか大野さーん、絶交許して、ごめんちょ。
というわけで今回の件もちっと詳しく論じてみて。
わたし大学講師とかやったことないからさ。あなたの意見が聞いてみたい。
つか「ネット上だし実名な人だしそこまで要求はしないけどさ。」とかとかわたしの無意識的なあなたへのエクスキューズかもしんないぜ!
いやまあ実名か匿名かって今でもどうでもいいけど。実名だと精神分析の分析主体になりにくい、てのはオラ学んだ。
あ、もしレスポンスするならelve喫茶店でよろ。こっちはコメ禁だし今のあんたブログかなーりスイーツ化してて書き込むのちょっといや。
やっぱ無理無理ほんと無理。