「無限遡及」
2012/11/08/Thu
「無限遡及」って、なんでこんなに悪者にされているんだろう。
そうであるだけで、つねに否定される。
まるでファシスムのように。
『龍樹』の著者、中村元も、龍樹の『中論』を説明する際、「(これこれこういうわけで相手の立論は)無限遡及になるゆえ否定される」という意味を述べている。
ところが『中論』にはそれに該当する文章はない。つまりこれは中村元の妄想によりつけたされた文章である。
これは誤りである。
むしろ、「無限遡及に陥る」ことが、「空をよく知る」ことである。
空亦復空。
中村元は、優秀な文献学者だとは思うが、肝心なところがわかっていないように思える。
わたしは「無限遡及」を許す。
「無限遡及」をお前たちに与えよう。
プラサンガを駆使して。
「したがって、お前の立論は無限遡及になる」と証明してやろう。
お前に、「無限遡及」たる「空」を気づかせてやろう。
「答え」などない、「問い」だけの世界へ。
絶望の世界へ。
涅槃へ。
そうであるだけで、つねに否定される。
まるでファシスムのように。
『龍樹』の著者、中村元も、龍樹の『中論』を説明する際、「(これこれこういうわけで相手の立論は)無限遡及になるゆえ否定される」という意味を述べている。
ところが『中論』にはそれに該当する文章はない。つまりこれは中村元の妄想によりつけたされた文章である。
これは誤りである。
むしろ、「無限遡及に陥る」ことが、「空をよく知る」ことである。
空亦復空。
中村元は、優秀な文献学者だとは思うが、肝心なところがわかっていないように思える。
わたしは「無限遡及」を許す。
「無限遡及」をお前たちに与えよう。
プラサンガを駆使して。
「したがって、お前の立論は無限遡及になる」と証明してやろう。
お前に、「無限遡及」たる「空」を気づかせてやろう。
「答え」などない、「問い」だけの世界へ。
絶望の世界へ。
涅槃へ。
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