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2014/06/23/Mon
こうやって、ただスナックで飲んでるだけのことが、こう、放射状に、空間を成し、空間を壊してる。
世界を作り変えること、なんて大仰に言ってみたのは酒のせいで。まあうん、発想の転換とかそんなんだよ。
たとえば、こうやって、机の上に酒を撒いても、それは、わたしが酒を飲むのと同じだったりする。もちろん違うけど。
「救い」を待つな、なんてことは言ってないんだよ。ただそれが、逆に、……罪、と言うと限定しすぎだから、業、とかにしとく。
うん、まあ最後までは言わない。酔ってるときの方が人間らしいわたし。
っていうのはさ、たとえば細胞一つ一つだって、すんごく多様で、個性があって、一つ一つの細胞が、それぞれ複雑でさ。
あれだよ、マンガとかでテレポーテーションするのとか、服とか脱げないの? 手足ちぎれないの? とか思うじゃん。そういう発想で作られた映画が「ザ・フライ」なわけっしょ。
「お前の右手上腕から手首までを救ってやろう」とか言われたらどうすんの、みたいな。
「お前の子宮だけを救ってやろう」とか言われたらいやそれだけは救わないでくださいお願いしますみたいな。
だめだって、こんな人間増やしちゃ。神様の敵が増えるだけ。
でさー、この濡れた机もさ、酒と机って、ちゃんと分かれてるの、って。隙間に染みこんだりしてるでしょ。
こうやってスナックで飲んでることが、放射状に、成している空間ってのは……、えーとね、壁とか? 万里の長城的な。
そうじゃなくてクレバス。描くのじゃなくて、氷山とかのあれ、ひび割れ。
ないんだよ。壁とか物質があるわけじゃなくて、なにもないことで、分かれてるわけさ。
でもさー、机のどっかに酒が染みこんでたりするかもしれないわけで、どっちかってと電子雲とかそんなんなんだよ。
んじゃ、万里の長城じゃなくて電子雲って言えばいい、とか思うじゃん?
それじゃだめなんだよ。
万里の長城じゃなくて、クレバスだけど、クレバスじゃなくて、電子雲、じゃないと。
そしたらさ、そこらに飛んでるハエは、わたしかもしれないわけじゃん。「ザ・フライ」なだけだけど。
でもでもでもさ、電子雲だけじゃないと思うんだよ。
素粒子とかってなんの? その素粒子をさらに分解したら、ちっちゃなブラックホールがあるんじゃないかと思うのよ。うんわたしの妄想。
事象の地平面とかって奴。
だから、まとめると、万里の長城かな? 万里の長城じゃないよ、クレバスだよ、クレバスじゃないよ、電子雲だよ、電子雲じゃないよ、事象の地平面だよ、的な。
そしたらさ、机は酒じゃないし、わたしもハエじゃない。
机にも酒にもわたしにもハエにも、分子から電子から素粒子とか分解してったら、そのそれぞれに、万里の長城でもなくクレバスでもなく、分かれてるものがある。
あれじゃん、人間口と肛門はつながってるわけで、単純化したらトイレットペーパーの芯みたいなものなわけだけど、その外側を内側にいれるのってできないわけじゃん。
メビウスの輪とか言うかもしれないけど、事象の地平面は時空そのものが途切れてるわけだから。トポロジーやぶれたり。
でまあそんなことじゃなくてさ。
まあ、まあ。
愛情とか、友情とかでもないけど、旦那な、いてよかったと思うんだよ。
愛情とかじゃないし友情とかでもないんだよ、大事なことなのでだけど。
わたしは「わたし」じゃないし、「わたし」はわたしじゃない、っていうのが、わたしのいつも言ってることで、あいつは、その言葉や行動の一つ一つが、旦那という一個人としてじゃなくて、言動の断片だからすでにあいつじゃないんだけど、それが、わたしと「わたし」のあいだに入ってくるんだよ。
だから、いっしょにいられる。
あいつじゃないなら誰でもいいんじゃないかとかってなしな。誰でもじゃないんだよな。普通の男って、断片で見ると怒るじゃん。「俺を一個人として見ろ」じゃん。あるいはこっちは断片で見てても「お前は俺を一個人として見ている」なわけじゃん。
神様だってそうじゃね、「お前を一個人として救ってやろう」なんじゃね。
だからだめなんだよ。わたしは救われたくない。わたしと「わたし」がごっちゃになるから。
頭がおかしくなっちゃうから。もうなってるってツッコミは逆にベタすぎてよい。
断片で見ることを許してくれるんだな、うちのは。
よくわからんけど、それができるなら、あいつじゃなくてもいいかもしれない。
でも、そうしていい人は、わたしはいまだかつて、……あいつだけってわけでもないか。女だったりすることもあるし。それはまあ同性愛カップルとかありかもしんないけど、それがあれなのよ、わたしと「わたし」のあいだのつめものとして断片の旦那を入れるのは、わたしが社会適応するためだから。
同性愛って、社会適応って面から言えば、やっぱちょっとめんどくさいでしょ。
全然OKって社会になったら別に女でもいいんだけど。
それは断片だからね。一人の人間じゃないから。
……うん。
気に入った。わたしと「わたし」のあいだのつめもの。この言い方いーすね。
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世界を作り変えること、なんて大仰に言ってみたのは酒のせいで。まあうん、発想の転換とかそんなんだよ。
たとえば、こうやって、机の上に酒を撒いても、それは、わたしが酒を飲むのと同じだったりする。もちろん違うけど。
「救い」を待つな、なんてことは言ってないんだよ。ただそれが、逆に、……罪、と言うと限定しすぎだから、業、とかにしとく。
うん、まあ最後までは言わない。酔ってるときの方が人間らしいわたし。
っていうのはさ、たとえば細胞一つ一つだって、すんごく多様で、個性があって、一つ一つの細胞が、それぞれ複雑でさ。
あれだよ、マンガとかでテレポーテーションするのとか、服とか脱げないの? 手足ちぎれないの? とか思うじゃん。そういう発想で作られた映画が「ザ・フライ」なわけっしょ。
「お前の右手上腕から手首までを救ってやろう」とか言われたらどうすんの、みたいな。
「お前の子宮だけを救ってやろう」とか言われたらいやそれだけは救わないでくださいお願いしますみたいな。
だめだって、こんな人間増やしちゃ。神様の敵が増えるだけ。
でさー、この濡れた机もさ、酒と机って、ちゃんと分かれてるの、って。隙間に染みこんだりしてるでしょ。
こうやってスナックで飲んでることが、放射状に、成している空間ってのは……、えーとね、壁とか? 万里の長城的な。
そうじゃなくてクレバス。描くのじゃなくて、氷山とかのあれ、ひび割れ。
ないんだよ。壁とか物質があるわけじゃなくて、なにもないことで、分かれてるわけさ。
でもさー、机のどっかに酒が染みこんでたりするかもしれないわけで、どっちかってと電子雲とかそんなんなんだよ。
んじゃ、万里の長城じゃなくて電子雲って言えばいい、とか思うじゃん?
それじゃだめなんだよ。
万里の長城じゃなくて、クレバスだけど、クレバスじゃなくて、電子雲、じゃないと。
そしたらさ、そこらに飛んでるハエは、わたしかもしれないわけじゃん。「ザ・フライ」なだけだけど。
でもでもでもさ、電子雲だけじゃないと思うんだよ。
素粒子とかってなんの? その素粒子をさらに分解したら、ちっちゃなブラックホールがあるんじゃないかと思うのよ。うんわたしの妄想。
事象の地平面とかって奴。
だから、まとめると、万里の長城かな? 万里の長城じゃないよ、クレバスだよ、クレバスじゃないよ、電子雲だよ、電子雲じゃないよ、事象の地平面だよ、的な。
そしたらさ、机は酒じゃないし、わたしもハエじゃない。
机にも酒にもわたしにもハエにも、分子から電子から素粒子とか分解してったら、そのそれぞれに、万里の長城でもなくクレバスでもなく、分かれてるものがある。
あれじゃん、人間口と肛門はつながってるわけで、単純化したらトイレットペーパーの芯みたいなものなわけだけど、その外側を内側にいれるのってできないわけじゃん。
メビウスの輪とか言うかもしれないけど、事象の地平面は時空そのものが途切れてるわけだから。トポロジーやぶれたり。
でまあそんなことじゃなくてさ。
まあ、まあ。
愛情とか、友情とかでもないけど、旦那な、いてよかったと思うんだよ。
愛情とかじゃないし友情とかでもないんだよ、大事なことなのでだけど。
わたしは「わたし」じゃないし、「わたし」はわたしじゃない、っていうのが、わたしのいつも言ってることで、あいつは、その言葉や行動の一つ一つが、旦那という一個人としてじゃなくて、言動の断片だからすでにあいつじゃないんだけど、それが、わたしと「わたし」のあいだに入ってくるんだよ。
だから、いっしょにいられる。
あいつじゃないなら誰でもいいんじゃないかとかってなしな。誰でもじゃないんだよな。普通の男って、断片で見ると怒るじゃん。「俺を一個人として見ろ」じゃん。あるいはこっちは断片で見てても「お前は俺を一個人として見ている」なわけじゃん。
神様だってそうじゃね、「お前を一個人として救ってやろう」なんじゃね。
だからだめなんだよ。わたしは救われたくない。わたしと「わたし」がごっちゃになるから。
頭がおかしくなっちゃうから。もうなってるってツッコミは逆にベタすぎてよい。
断片で見ることを許してくれるんだな、うちのは。
よくわからんけど、それができるなら、あいつじゃなくてもいいかもしれない。
でも、そうしていい人は、わたしはいまだかつて、……あいつだけってわけでもないか。女だったりすることもあるし。それはまあ同性愛カップルとかありかもしんないけど、それがあれなのよ、わたしと「わたし」のあいだのつめものとして断片の旦那を入れるのは、わたしが社会適応するためだから。
同性愛って、社会適応って面から言えば、やっぱちょっとめんどくさいでしょ。
全然OKって社会になったら別に女でもいいんだけど。
それは断片だからね。一人の人間じゃないから。
……うん。
気に入った。わたしと「わたし」のあいだのつめもの。この言い方いーすね。
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