どんな状態
2007/11/23/Fri
頭のてっぺんがべこん、とへこんで、頭皮の裏側にも毛が生えていて、それが耳の穴から出ていて、それを引っ張るとずるずる頭がへこんでいく仕組み。
もっと引っ張れば頭皮の裏側自体が耳の穴からずるりと出てきて、さらに引っ張れば裏返しになったわたしの完成とあいなるわけだけど、そこまでするのは痛いからヤ。
まあ、そんな状態。
意味判断根拠の喪失?
……きれいはきたない、きたないはきれい。メビウスの輪のねじれ。ねじれは一点でなければならない。
祭りは、長く続いたら日常になる。
罪が美となるのは、日常であってはならない。
ねじれから抜け出ることができない世界は、恐怖そのものだ。あるいは、法悦そのものだ。
性的絶頂が延々と継続する世界……。
そこに許しが介入すると、たやすく日常に反転する。
夜。森の中。針の音すら聞こえない静謐の森か、獣の声がこだまするジャングルかは問わない。
振り返ると、自分の来た道を示すパンくずが落ちている。それが、知だ。
横を見ると、泉がある。そこで一休みしたい。だが水面を覗くと、周りで同じように一休みする亡霊が見える。
だから、わたしはさまよい続ける。
「スキという気持ちは、ただのわがまま」
もっと引っ張れば頭皮の裏側自体が耳の穴からずるりと出てきて、さらに引っ張れば裏返しになったわたしの完成とあいなるわけだけど、そこまでするのは痛いからヤ。
まあ、そんな状態。
意味判断根拠の喪失?
……きれいはきたない、きたないはきれい。メビウスの輪のねじれ。ねじれは一点でなければならない。
祭りは、長く続いたら日常になる。
罪が美となるのは、日常であってはならない。
ねじれから抜け出ることができない世界は、恐怖そのものだ。あるいは、法悦そのものだ。
性的絶頂が延々と継続する世界……。
そこに許しが介入すると、たやすく日常に反転する。
夜。森の中。針の音すら聞こえない静謐の森か、獣の声がこだまするジャングルかは問わない。
振り返ると、自分の来た道を示すパンくずが落ちている。それが、知だ。
横を見ると、泉がある。そこで一休みしたい。だが水面を覗くと、周りで同じように一休みする亡霊が見える。
だから、わたしはさまよい続ける。
「スキという気持ちは、ただのわがまま」