アブラ
2008/08/28/Thu
欲望機械を支える地面が、充実身体である。
充実身体の肌は、その提唱者であるガタリに言わせると、つるつるしているそうだ。
鏡面のようなものを、わたしはイメージする。
では、充実身体の肌の中身はどうだろう?
そこは、到達不可能な領域なのだ。
こここそが、現実界なのだ。
社会的な機械や欲望機械も等しく機械である。
その部品や工程が異常に多いのが社会的な機械である。
機械の部品の一つとして、作動油がある。
ある時、機械から、作動油が漏れる。
充実身体の肌に落ちる。
肌は、油をはじくこともあれば、油が染み込むこともある。
機械の歯車は、シニフィアンだ。
作動油は、情動だ。
現実界と離接するならば、シニフィアンより情動を利用する方が、理に適っているのである。
非定型発達者は、充実身体内部からの影響に敏感である。
この影響とは刺激である。
定型発達者は、充実身体を覆う欲望機械からの影響しかわからない。
非定型発達者がつるつるした肌を求めるのと、定型発達者が機械を欲望するのは、全く機制が逆なのだ。
その鏡面的な表面こそが、鏡像段階だからだ。
鏡像段階に不具合があるのが、非定型発達者だからだ。
非定型発達者は、大人になろうとして鏡面を求める。定型発達者は、子供時代を求めて機械を求める。
わたし?
わたしはアブラです。
非定型だろうが定型だろうが、彼らが求める鏡面を汚し侵食するのが、わたしです。
充実身体の肌は、その提唱者であるガタリに言わせると、つるつるしているそうだ。
鏡面のようなものを、わたしはイメージする。
では、充実身体の肌の中身はどうだろう?
そこは、到達不可能な領域なのだ。
こここそが、現実界なのだ。
社会的な機械や欲望機械も等しく機械である。
その部品や工程が異常に多いのが社会的な機械である。
機械の部品の一つとして、作動油がある。
ある時、機械から、作動油が漏れる。
充実身体の肌に落ちる。
肌は、油をはじくこともあれば、油が染み込むこともある。
機械の歯車は、シニフィアンだ。
作動油は、情動だ。
現実界と離接するならば、シニフィアンより情動を利用する方が、理に適っているのである。
非定型発達者は、充実身体内部からの影響に敏感である。
この影響とは刺激である。
定型発達者は、充実身体を覆う欲望機械からの影響しかわからない。
非定型発達者がつるつるした肌を求めるのと、定型発達者が機械を欲望するのは、全く機制が逆なのだ。
その鏡面的な表面こそが、鏡像段階だからだ。
鏡像段階に不具合があるのが、非定型発達者だからだ。
非定型発達者は、大人になろうとして鏡面を求める。定型発達者は、子供時代を求めて機械を求める。
わたし?
わたしはアブラです。
非定型だろうが定型だろうが、彼らが求める鏡面を汚し侵食するのが、わたしです。