お前。
2009/08/15/Sat
迫力。軽さ。軽薄さ。重くない。重いものは重くない。重さは迫力であり、重さじゃない。重厚さ。それは迫力だろう。いや、重さでもいい。重厚さでもいい。いいんだって! ただ、それらには迫力がない。重いものには迫力があるが重さにはない。当然軽さにもない。重厚さ、軽薄さだって同じだ。迫力でもいい。しかし迫力だけでもだめだ。軽薄な迫力はありえない。従って迫力に何かが足りないのだ。存在感。ズレた。違う違う。ああもう、せっかくここまで考えたのに。イライラする。生々しさ。さっきより近い気もするがやっぱり違う。ただそうであるもの。ただそうであることを説明するのになんでこんなに苦労するんだ。ただそうであるだけなのに。説明なんてしなきゃいいんだ。説明を放棄する。そうすれば、迫力(と仮にここでは言っておく)を根拠にしたイライラは消せないが、説明できないイライラは消せる。対症療法にすぎない。いや現代の精神疾患の治療は全て対症療法だと言える。従って対症療法ではない。より対症療法らしい対症療法が対症療法と言われている、ということだろう。そもそもこのイライラはどうでもいい。無視できる程度のもの。無視できてないじゃないかと言われるかもしれないが、無視しようと思えばできるのだ。いや、できそうに思える。ならばすればよい。でもできないのだ。これは説明できないことと関係しているようだ。そんな気がするだけでこの関係性について説明はできない。余計にイライラする。説明なんてしない。説明を放棄する。ただ記録として残しておかなければならない。記録も放棄してしまうと、今後の説明が雪だるま式に増えていく。これは説明できる。データなどといった記録は説明の補助として有効である。社会人なら常識だろう。だからこれはいい。だが説明を放棄しようとしているわけであり、その補助でしかないものを残そうとしているのは本末転倒である。こういった時はスタート地点に戻るに限る。そう。迫力であり迫力だけでは不十分だが、軽さや軽薄さにないもの。
それ。
お前。
幻想を相手に戦うなど正気の沙汰ではない。2ちゃんでもよく言われているだろ。「見えない敵と戦っている」という揶揄。存在しないものと戦う無意味さ。
ファルスは現実の二乗である。幻想も、たとえば数学の不完全性定理や物理学の不確定性原理などといった箇所(学問の言説だって幻想である)をカバーできれば、現実となる。
アンチ・ファルスをぶるなら、ファルスを完全に勃起させなければならない。不完全なファルスは幻想である。存在しないものと戦う破目になる。
何をやったってアンチ・ファルスは成就しない。無意味である。
そんなこと言ってもさあ、あたしって物体は仕方ないじゃん。
よだれ垂れてるよ。汚らしい。下品。
そもそも怖がれるなら大丈夫なんだよ。怖がる時点で対象はあるわけだから。対象のないわやわやが対象を見つけてたとえば感情の一つである恐怖になる、って話で。感情の中でわやわやに近いのは恐怖かもしれないけどねえ。恐怖じゃないんだよ。恐怖じゃ不十分。不十分じゃないな。恐怖じゃ立派すぎる。浮浪者の死体をそのまんま洗わずに一億とかの豪勢な棺桶に入れるようなもんだ。あるらしいよ、一億の棺桶。ネタだろうけど。
だってそのままじゃそのままでしょ? わかってるわよそれくらい。あなたがわかってないと思っているだけ。説明できないわけだからわかってないって思うのも無理ないけどね。わたしがあなただったとしてもわかってないと思うわよそりゃ。
違う違う違う。そんな呑気な口ぶりがそもそも違う。対症療法を繰り返すだけ。説明を放棄するだけ。迫力であり迫力だけでは不十分だが、軽さや軽薄さにないもの。
牛乳飲んだらすぐ下痢をする。だからホットミルク。ホットミルクの膜。
象徴界は想像界は本当にクッションなのか。現実界を棄却してしまった人間からすれば、到達不可能な現実界との緩衝材にはなろう。しかし到達不可能なそこに片足を突っ込んでいる側からすればそれはナイフだったり精液だったりする。目にも留まらぬ速さで切り刻むナイフ。窒息してしまいそうなほどの精液。それがクッションになる。ナイフであり精液であるそれはライナスの毛布である。
あなたが噛んだ小指が取れた。
ぎり。皮一枚。
それ。
お前。
幻想を相手に戦うなど正気の沙汰ではない。2ちゃんでもよく言われているだろ。「見えない敵と戦っている」という揶揄。存在しないものと戦う無意味さ。
ファルスは現実の二乗である。幻想も、たとえば数学の不完全性定理や物理学の不確定性原理などといった箇所(学問の言説だって幻想である)をカバーできれば、現実となる。
アンチ・ファルスをぶるなら、ファルスを完全に勃起させなければならない。不完全なファルスは幻想である。存在しないものと戦う破目になる。
何をやったってアンチ・ファルスは成就しない。無意味である。
そんなこと言ってもさあ、あたしって物体は仕方ないじゃん。
よだれ垂れてるよ。汚らしい。下品。
そもそも怖がれるなら大丈夫なんだよ。怖がる時点で対象はあるわけだから。対象のないわやわやが対象を見つけてたとえば感情の一つである恐怖になる、って話で。感情の中でわやわやに近いのは恐怖かもしれないけどねえ。恐怖じゃないんだよ。恐怖じゃ不十分。不十分じゃないな。恐怖じゃ立派すぎる。浮浪者の死体をそのまんま洗わずに一億とかの豪勢な棺桶に入れるようなもんだ。あるらしいよ、一億の棺桶。ネタだろうけど。
だってそのままじゃそのままでしょ? わかってるわよそれくらい。あなたがわかってないと思っているだけ。説明できないわけだからわかってないって思うのも無理ないけどね。わたしがあなただったとしてもわかってないと思うわよそりゃ。
違う違う違う。そんな呑気な口ぶりがそもそも違う。対症療法を繰り返すだけ。説明を放棄するだけ。迫力であり迫力だけでは不十分だが、軽さや軽薄さにないもの。
牛乳飲んだらすぐ下痢をする。だからホットミルク。ホットミルクの膜。
象徴界は想像界は本当にクッションなのか。現実界を棄却してしまった人間からすれば、到達不可能な現実界との緩衝材にはなろう。しかし到達不可能なそこに片足を突っ込んでいる側からすればそれはナイフだったり精液だったりする。目にも留まらぬ速さで切り刻むナイフ。窒息してしまいそうなほどの精液。それがクッションになる。ナイフであり精液であるそれはライナスの毛布である。
あなたが噛んだ小指が取れた。
ぎり。皮一枚。