「精神分析呪術」
2010/01/30/Sat
嫌われないまま人を遠ざけようなんてムリムリムリムリかたつむりよ。
好かれないまでも興味ないまま遠ざけようというのは、とっても慎重にすれば可能だが、大概うまくいかない。人は自分から勝手に遠ざかるものを非常に気にするからだ。自分も相手も。ここで「失われたもの」としての対象aなんて論じるのは飛躍しすぎ。ともかく、相手に気づかれないように遠ざからなければならない。気づかれないようにしてても気づかれたらおしまいだ。それは遠ざかっている瞬間を目撃されることでもあるから、むしろ相手の興味を引いてしまうだろう。
やっぱり、相手に自発的に遠ざかってもらうしかないのだ。
というか、「コミュニケーションしません」ということを実行するのになんでこんなに労力が必要なんだ? 人は寝てる時も糞してる時もコミュニケーションしてるのか? 違うだろ? なんで人はこんなにコミュニケーションしたがるんだ。コミュニケーション依存症。
コミュニケーション依存症だからこそ文明はこれほどまで発達したんだろうけどね。手紙は宛先に必ず届くから。届かないことがあってはいけない。だから自分から手紙を出してないことにしてあげなければならない。
好意だからって? 好意は拒否しちゃいけない法律でもあるのか?
好意も悪意も同じだ。要するにどちらも自分に都合のいい嘘をわたしにおっかぶせようとしているだけだ。精液をぶっかけようとしているだけだ。
悪意ならいい。悪意は遠ざかりながらだから、わたしに届かないことが多い。むしろそれは精液じゃない場合が多い。鏡の破片である場合が多い。
悪意を持って接してくる人間の方が、冷静にわたしを見れている気がする。怒りに翻弄されてたらこの限りじゃないけどね。
精液を許容しろと言うなら、わたしは仰向けに寝っ転がる犬になるしかない。完全に無防備な格好をしなくてはならない。形から入らないと対処できない。
寝っ転がっている犬が突然反転して手に噛みついてきたりとか、ない?
だから犬のその格好も嘘だ。犬は高等だ。
鋭角に。硬質に。くさび。いつでも相手に嫌われるように。獣の警戒感が侵入できる余地。
近づきすぎたらそれを打ち込め。関係にひびが入る。
そいつはお前を嫌ってくれる。
ヤマアラシのジレンマなんて馬鹿馬鹿しい。
棘が精液で溶かされてしまったのが人間のコミュニケーションだ。嘘だ。嘘をつけるから高等な生物なんだ。
ヤマアラシになりたい。
大量の精液に負けない棘を持ちたい。
近づきすぎた個体を殺せるぐらいの。
人間は、ヤマアラシの棘を溶かすその特殊能力を、棚上げにしている。
自然界では宛先に届かない手紙を届かせる能力を、棚上げにしている。
簡単な話。
逆立ちすればとっても簡単。
不都合。普通。
脳みそ溶けてくんないかな。
死にたい。怖い。当たり前。だから死ぬなって意味わかんない。「怖けりゃやめる」が真理なら大航海時代は成立しなかっただろう。
結構食欲はある方だな。今。食欲と希死念慮の関係はあまりないみたいだ。
「治療」って言うからおかしくなるんだよ。「呪術」なら、悪化も含まれるだろ? 精神疾患的な苦痛について。
「精神分析呪術」
いーじゃない。B級臭くて。そもそも精神分析自体がそうなんだし。
太陽を拾いました。わたしが拾った時は相当弱ってたのか、さすがに素手では触れなかったけれど、濡れタオルにくるんで持ち帰ることができました。
太陽はいろんなものを食べて少しずつ元気になっていきました。
お父さん、お母さん、弟の順に食べていきました。わたしも食べられそうになって、逃げ回りました。
やがて家も食べられて、真っ赤に燃える暑苦しい太陽が、ぽつんと空き地にあるだけになりました。
川の中に隠れていたわたしに向けて、太陽は大声でお礼を言ってきました。
そろそろ空に帰らないといけないらしいです。
太陽がみるみる空に昇ります。
わたしはすでに死蝋化しつつあったのですが、太陽の上昇気流に乗せられ、わたしも空に浮き上がってしまいました。
しまった、こんなことになるなら食べられてしまった方がよかった、と思いました。
上昇気流は中途半端にやみました。
だけどわたしは落ちていきませんでした。
わたしの体は中途半端な高さで浮き続けました。
見世物になりました。
あ、そうそう、イタリアだかにミイラ教会ってのがあって、教会の地下に無数のミイラが眠っているって話は有名だと思うが(そのくせ名前覚えていない)、あれテレビで見てて「なんか嘘くせー」って思ったのだよな。
つかリアルミイラなんて見たことない。犬のミイラみたいなのは見たことあるけど。
で、それで思ったのだが、自分がミイラになってる夢を見るんだが、その時のわたしのミイラ顔って、顔に穴が開いてるのだよね。穴というか、『バオー来訪者』みたいにひび割れて皮膚の欠片が落ちてる感じ。
で、そこのミイラってなんかいろいろ保存処理を施してたらしいんだよね。だから虫に食われたりしない。顔に穴が開かない。
そういうことかなと思ったメモ。
好かれないまでも興味ないまま遠ざけようというのは、とっても慎重にすれば可能だが、大概うまくいかない。人は自分から勝手に遠ざかるものを非常に気にするからだ。自分も相手も。ここで「失われたもの」としての対象aなんて論じるのは飛躍しすぎ。ともかく、相手に気づかれないように遠ざからなければならない。気づかれないようにしてても気づかれたらおしまいだ。それは遠ざかっている瞬間を目撃されることでもあるから、むしろ相手の興味を引いてしまうだろう。
やっぱり、相手に自発的に遠ざかってもらうしかないのだ。
というか、「コミュニケーションしません」ということを実行するのになんでこんなに労力が必要なんだ? 人は寝てる時も糞してる時もコミュニケーションしてるのか? 違うだろ? なんで人はこんなにコミュニケーションしたがるんだ。コミュニケーション依存症。
コミュニケーション依存症だからこそ文明はこれほどまで発達したんだろうけどね。手紙は宛先に必ず届くから。届かないことがあってはいけない。だから自分から手紙を出してないことにしてあげなければならない。
好意だからって? 好意は拒否しちゃいけない法律でもあるのか?
好意も悪意も同じだ。要するにどちらも自分に都合のいい嘘をわたしにおっかぶせようとしているだけだ。精液をぶっかけようとしているだけだ。
悪意ならいい。悪意は遠ざかりながらだから、わたしに届かないことが多い。むしろそれは精液じゃない場合が多い。鏡の破片である場合が多い。
悪意を持って接してくる人間の方が、冷静にわたしを見れている気がする。怒りに翻弄されてたらこの限りじゃないけどね。
精液を許容しろと言うなら、わたしは仰向けに寝っ転がる犬になるしかない。完全に無防備な格好をしなくてはならない。形から入らないと対処できない。
寝っ転がっている犬が突然反転して手に噛みついてきたりとか、ない?
だから犬のその格好も嘘だ。犬は高等だ。
鋭角に。硬質に。くさび。いつでも相手に嫌われるように。獣の警戒感が侵入できる余地。
近づきすぎたらそれを打ち込め。関係にひびが入る。
そいつはお前を嫌ってくれる。
ヤマアラシのジレンマなんて馬鹿馬鹿しい。
棘が精液で溶かされてしまったのが人間のコミュニケーションだ。嘘だ。嘘をつけるから高等な生物なんだ。
ヤマアラシになりたい。
大量の精液に負けない棘を持ちたい。
近づきすぎた個体を殺せるぐらいの。
人間は、ヤマアラシの棘を溶かすその特殊能力を、棚上げにしている。
自然界では宛先に届かない手紙を届かせる能力を、棚上げにしている。
簡単な話。
逆立ちすればとっても簡単。
不都合。普通。
脳みそ溶けてくんないかな。
死にたい。怖い。当たり前。だから死ぬなって意味わかんない。「怖けりゃやめる」が真理なら大航海時代は成立しなかっただろう。
結構食欲はある方だな。今。食欲と希死念慮の関係はあまりないみたいだ。
「治療」って言うからおかしくなるんだよ。「呪術」なら、悪化も含まれるだろ? 精神疾患的な苦痛について。
「精神分析呪術」
いーじゃない。B級臭くて。そもそも精神分析自体がそうなんだし。
太陽を拾いました。わたしが拾った時は相当弱ってたのか、さすがに素手では触れなかったけれど、濡れタオルにくるんで持ち帰ることができました。
太陽はいろんなものを食べて少しずつ元気になっていきました。
お父さん、お母さん、弟の順に食べていきました。わたしも食べられそうになって、逃げ回りました。
やがて家も食べられて、真っ赤に燃える暑苦しい太陽が、ぽつんと空き地にあるだけになりました。
川の中に隠れていたわたしに向けて、太陽は大声でお礼を言ってきました。
そろそろ空に帰らないといけないらしいです。
太陽がみるみる空に昇ります。
わたしはすでに死蝋化しつつあったのですが、太陽の上昇気流に乗せられ、わたしも空に浮き上がってしまいました。
しまった、こんなことになるなら食べられてしまった方がよかった、と思いました。
上昇気流は中途半端にやみました。
だけどわたしは落ちていきませんでした。
わたしの体は中途半端な高さで浮き続けました。
見世物になりました。
あ、そうそう、イタリアだかにミイラ教会ってのがあって、教会の地下に無数のミイラが眠っているって話は有名だと思うが(そのくせ名前覚えていない)、あれテレビで見てて「なんか嘘くせー」って思ったのだよな。
つかリアルミイラなんて見たことない。犬のミイラみたいなのは見たことあるけど。
で、それで思ったのだが、自分がミイラになってる夢を見るんだが、その時のわたしのミイラ顔って、顔に穴が開いてるのだよね。穴というか、『バオー来訪者』みたいにひび割れて皮膚の欠片が落ちてる感じ。
で、そこのミイラってなんかいろいろ保存処理を施してたらしいんだよね。だから虫に食われたりしない。顔に穴が開かない。
そういうことかなと思ったメモ。