この動画いいな。
「エネルギーが向上し、魂があきらめるの感じました」
「私の心は二つのとても対照的な現実の間に」
まさにヌミノースだな。ヌミノースのリアルな実況。
しかしこの演説のどこに絶対他者がいると言うのか。
それを「平和」とするのがそいつの仕業か。
これを「幸福」「天国」などと言ってはいけない。
それは「人間らしさ」を捨てることでもある。
それが本当に「天国」となるときは、「正常なる精神」という観念が存在しなくなったときだろう。
2010-09-04 土 12:59:18 /URL /脂 /
編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010-09-05 日 06:34:17 / / /
編集
一般読者向けに。
ちなみにこのおばさんが力説している、たとえば「自分の手が怪獣の手に見える」とか「名刺の字が読めず画素しか見えない」とかってときの、その「壮大なエネルギー」たる圧倒的過剰さは、この記事
http://aburax.blog80.fc2.com/blog-entry-232.html
で言う「華厳の極楽」だと思うよ。そういう脳の状態。わたしは脳卒中じゃなくててんかんらしいけどね。
で、このおばさんが「天国」と言ったり、わたしが「華厳の極楽」って言ったりしているその世界にいる状態が、宗教学用語の「ヌミノース」って状態に相当していると（科学的に）考えられるわけだが、わたしはそれをこのおばさんみたいにポジティブに、自己肯定的に語らない、ってだけ。
わたしはそれを、なるべく科学的に述べたい。
ちなみにこのおばさんも科学者だが、それをポジティブに述べてしまっている時点で、彼女は科学者から宗教家へジョブチェンジしてしまっている、などとわたしは言いたい。
わたしのこれが「ヌミノース」じゃないかと考えてそれについての言及もどっかでしたと思うけど、めんどくさいのでブログ内検索で「ヌミノース」って入れて探してくれ。
そんだけ。
2010-09-05 日 07:31:49 /URL /脂 /
編集
わたしが住んでいる、住んでいた、かもしれないが、少なくともパニック障害と診断されている現在、わたしの主観世界に近接している「その世界」は、「極楽」でも「天国」でもない。
いやまあ、「善／悪」や「快／不快」などといった、人間精神における重大な二項区分ですら、あほらしくなるほど圧倒的で過剰な世界だから、「超越している」という意味でそんな風な表現になるのはまあわからなくもないが。
でも正常人ってバカだから、「極楽」とか「天国」って言うと、そいつの主観で勝手に連想して、「善」や「快」に引き戻しちゃうでしょ？
その世界を劣化してでしか想像できない。
正常人たちは。
このおばさんは、その世界を見たの一瞬らしいからな。「想像してください」って言えば想像できると思っちゃっているのだろう。
この世界と長くつきあってきたわたしは。経験則から「いやそら無茶ぶりやろ」って思う。
生まれてこの方何度も何度も説明したにも関わらず、多くの人間たちは想像できなかった。根本的に理解できなかった。
このおばさん「想像してください」
あたし「いや無理やろ」
ってカンジー。
2010-09-05 日 07:50:15 /URL /脂 /
編集
でもまあ、それを「幸福」やら「天国」やらって言って正常人に想像させようとしている点以外では、
「あーうん、こいつは本当に「それ」を見たんだな」
とは思える説明だったと思う。
腐っても科学者だな。
2010-09-05 日 07:53:04 /URL /脂 /
編集
「それ」は「善／悪」や「快／不快」を「超越」なんかしていない。
「土台」であり（アルトーが言ったような意味で）「裏打ち」である。
お前らが足元の地面が見えなくなっているだけ。
2010-09-05 日 07:57:23 /URL /脂 /
編集
そしてこの世界は、今流行りの「共感覚」の世界でもある。
しかし「巷の共感覚」と違うのは、たとえば「ある数字にある色がついて見える」と言ったように、認知と認識の異常な統合が、固定化されていない。
「ある数字にある色がついて見える」と思えば、ふと振り返ったあとで見ると、「ある数字にある音がついているように感じ」たりする。
「巷の共感覚」のように固定化されていない。
むしろ「混濁感覚」。
感覚と感覚が、認識も含めた、脳内の、ある区分でわけられた一つ一つの物理化学反応が、ブラウン運動のように、結合したり離れたりする。
そんな感じ。
すべての脳内物理化学反応がそうだから、そら統合失調症者は歩き方を忘れたりするわ。そのときの表現を、彼らは「地面がぐにゃぐにゃになっている」などといった感覚変容として語っているだけで。
2010-09-05 日 08:24:19 /URL /脂 /
編集
