男は原父を通じてでしか女を愛せない。
2011/06/10/Fri
し、かく、い町の中。ゲームみたい。いや、洋画のアクションシーン。
夜。よるよる。
金髪白人女性が踊っている。回虫みたいだ。
多分、この公園は、ちんぽケースをつけた警官たちに囲まれている。奴らがいっせいに射精すればレイブの泡パーティみたいになるのだろう。
陸橋の上をよさこい踊りが通っている。あれも演出だ。
いくつものレーザー光線。映画『バイオハザード』みたいに触れたら斬れる。激しく動く。肉片が飛び交う。
警官たちのちんぽケースが膨張する。
おはじきみたい。ビー玉は、転がるでしょ。これは肉片だから転がらない。おはじきは転がらない。
丘を越え森を越え、あいにきたよ。
誰にあいにきたのか忘れちゃったけど。
丘も森もすごかったもん。轟音が鳴り響くライブ会場だ。暴力渦巻く地獄だった。
なので忘れちゃった。
きょとん、ころん、だらり。
何の罪もない物質たちが殺されていく。人が殺していく。
精液の泡は自然を回復させるだろうか。
きょとん、ころん。
肉で償って。肉片になって肥料になって。
デブの、デブって男女の区別がつきにくいよね、なのでよくわからないけど、肛門からすごい勢いで内臓が発射される。火炎放射器のように血肉糞尿が飛び交う。
ちんぽケースはますます膨張する。
泡はいつ?
あなたはね、ここにはいないの。ここには肉体しかないの。肉体もあなただって言うなら楽しみなさい、このパーティを。
レーザ光線がわたしにあたる。わたしからレーザーが出ているのかわたしにレーザーがあたっているのかわからないや。
焼けてる焼けてる。きょとん、ころん。
おはじきも溶けるかな。
溶けた十円玉。おはじきも溶けるよねこりゃ。
そうよ、警官たちは入場料払ってるのかしら。まったく。法を執行することが違法だってことがなんでわからないのよ。
人間どもってほんとおこがましい。
この十円玉はね、レイショードリって鳥が食べたんだと思う。すごいもん。なんでも食べちゃう。それでうんちにならないまま出しちゃうの。わたし知ってるよ。知ってるもん。
あなたは肉片? ならいいわ。これ食べてみて。この溶けた十円玉。
こんなの毎日じゃないよ。そりゃ疲れるよ。
そうじゃないときはねー、モノリスがあるの。あれ、モノリスって人工物って意味だっけ、じゃあ違うわ。でもあんなものがあるのよ。
そのときはねー、静かよ。不自然なほど。
人為じゃない不自然さってあるのかもね。
不思議ね、このベンチに座っていると、いつもペンキ塗りたてみたい。
ベンチとわたしの境がなくなる。うんち漏らしちゃったかな。パーティだしいいけど。
つまんない。
おもしろいとかつまんないとかじゃないんだよね。それは結局妄想を根拠にした判断。
そういうんじゃない。
「○○ちゃんにはわからないよ」
「うん、わたしはわからないよ、わたしは不倫したこともないし、その男とあったこともない。最初からわかってるじゃんそんなこと。なのになんであんたはわたしに相談してくるのよ」
いじわるだな。
彼女はわたしが「わからない」から相談しにきてたのだろうに。
わたしにはわからない「何か」があることを確認しに。
「そんなものないんだよ」ではなく、「わたしにはわからない」と言われに。
男は原父を通じてでしか女を愛せない。
夜。よるよる。
金髪白人女性が踊っている。回虫みたいだ。
多分、この公園は、ちんぽケースをつけた警官たちに囲まれている。奴らがいっせいに射精すればレイブの泡パーティみたいになるのだろう。
陸橋の上をよさこい踊りが通っている。あれも演出だ。
いくつものレーザー光線。映画『バイオハザード』みたいに触れたら斬れる。激しく動く。肉片が飛び交う。
警官たちのちんぽケースが膨張する。
おはじきみたい。ビー玉は、転がるでしょ。これは肉片だから転がらない。おはじきは転がらない。
丘を越え森を越え、あいにきたよ。
誰にあいにきたのか忘れちゃったけど。
丘も森もすごかったもん。轟音が鳴り響くライブ会場だ。暴力渦巻く地獄だった。
なので忘れちゃった。
きょとん、ころん、だらり。
何の罪もない物質たちが殺されていく。人が殺していく。
精液の泡は自然を回復させるだろうか。
きょとん、ころん。
肉で償って。肉片になって肥料になって。
デブの、デブって男女の区別がつきにくいよね、なのでよくわからないけど、肛門からすごい勢いで内臓が発射される。火炎放射器のように血肉糞尿が飛び交う。
ちんぽケースはますます膨張する。
泡はいつ?
あなたはね、ここにはいないの。ここには肉体しかないの。肉体もあなただって言うなら楽しみなさい、このパーティを。
レーザ光線がわたしにあたる。わたしからレーザーが出ているのかわたしにレーザーがあたっているのかわからないや。
焼けてる焼けてる。きょとん、ころん。
おはじきも溶けるかな。
溶けた十円玉。おはじきも溶けるよねこりゃ。
そうよ、警官たちは入場料払ってるのかしら。まったく。法を執行することが違法だってことがなんでわからないのよ。
人間どもってほんとおこがましい。
この十円玉はね、レイショードリって鳥が食べたんだと思う。すごいもん。なんでも食べちゃう。それでうんちにならないまま出しちゃうの。わたし知ってるよ。知ってるもん。
あなたは肉片? ならいいわ。これ食べてみて。この溶けた十円玉。
こんなの毎日じゃないよ。そりゃ疲れるよ。
そうじゃないときはねー、モノリスがあるの。あれ、モノリスって人工物って意味だっけ、じゃあ違うわ。でもあんなものがあるのよ。
そのときはねー、静かよ。不自然なほど。
人為じゃない不自然さってあるのかもね。
不思議ね、このベンチに座っていると、いつもペンキ塗りたてみたい。
ベンチとわたしの境がなくなる。うんち漏らしちゃったかな。パーティだしいいけど。
つまんない。
おもしろいとかつまんないとかじゃないんだよね。それは結局妄想を根拠にした判断。
そういうんじゃない。
「○○ちゃんにはわからないよ」
「うん、わたしはわからないよ、わたしは不倫したこともないし、その男とあったこともない。最初からわかってるじゃんそんなこと。なのになんであんたはわたしに相談してくるのよ」
いじわるだな。
彼女はわたしが「わからない」から相談しにきてたのだろうに。
わたしにはわからない「何か」があることを確認しに。
「そんなものないんだよ」ではなく、「わたしにはわからない」と言われに。
男は原父を通じてでしか女を愛せない。
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